スト6Act3ふり返り

スト6 Act3でそれなりに成長を実感できたので振り返ります

スト6Act3ふり返り

先日ストリートファイター6のAct3(シーズンみたいなもの)が終わりました。Act2はほぼスト6をやっていなかったのですが、Act3はそれなりに打ち込んだ結果、最終的にMR1700でフィニッシュすることができて、予想以上の成果があったと思っています。自分なりに振り返りのために文章にしておきます。

取り組み方で良かったポイント

Act1はMR1300フィニッシュ、Act2はやっておらず、Act3で1700なので単純にMRで言えば400くらい上昇です。MR1700に関しては上振れ値だと思っているので、1500維持ができるようにはなったくらいが近Actの実態ですが、それでもかなり成長できたActだと思っています。

細かい改善点がたくさんあったと思うのですが、取り組み方の変化が大きいと思っています。以下2つほど挙げてみます。

リプレイ(配信アーカイブ)で自分のプレイを見返すようになった

Act1との一番の違いはTwitchで配信するようになったことだと思っていて、配信をするとアーカイブ動画を自動で残してくれるので自分のプレイを見返すのが格段に楽になりました。

スト6標準のリプレイ機能もコマ送りやフレーム等の様々な情報が表示できたりと便利なのですが、一方で1個1個リプレイを選択しないといけなかったり、スト6を起動する必要があるので出先やちょっとしたスキマ時間に見ることができなかったりと、自分のプレイを見返す敷居は思ったよりも高いと思います。

配信の録画はフレームやコマンド入力などの情報こそないですが、その時の感情状態や発言に含まれているその時の思考など、より重要な情報が含まれています。何より行った試合のすべてをとりあえずぼーっと眺めていると、プレイ時には気付けなかった新しい発見があったりします。そして、実際に調べるときにリプレイを見たりトレモでフレーム調べたりできました。

特に1600付近をウロウロしていたときは、感情的になった試合を見る癖がつきました。負けてる原因の見立てがある程度できているときは負けても特に何も感じていないのですが、なぜ負けているのかもわからないときにイライラしている傾向があったので、逆に感情的になっているときはリプレイが情報の宝庫になっていました。

こういうプレイの振り返りの中で、仮説さえ立てられれば実際に検証して次のプレイに反映してまた結果を得られるので、振り返りのサイクルを繰り返しているうちにプレイが徐々に改善されていったのかなあと思います。

あと配信をしていると、見ている人からフィードバックがもらえたりするのもでかいです。ジョハリの窓的な考え方だと自分では気づいていない点の視点を入れることができるので、改善サイクルが格段に早まったと思います。同じように強い人達に前ステしてアドバイスをもらうとかも大事だと思いました。

大会に出るようになった

そもそもスト6をまたやるようになったきっかけが、Act3直前のTOPANGAチャリティのチーム戦です。格ゲーは個人で閉じがちなのですが、チームでワイワイやるのがかなり楽しかったのでスト6に復帰するきっかけになりました。

Act3で復帰してすぐの東京メトロカップはウィナーズはグループ準決勝まで勧めたのですがレジェンドMラシードのぽてぽてキリンさんにガン処理され、その後ルーザーズ7回戦までと結構泳げました。

EVO Japanは生誕祭で東京行ったばかりだったので日和って出ていなかったのですが、同日EVO参加できなかった組のためのえよこさん主催のEYO JAPANに出場して、こちらもルーザーズ7回戦まで戦えました。こちらは特に1回戦、2回戦ともに格上(出場時MR1600)のMR1750、MR2000マノンになんと奇跡的に勝つことができました。その後のザンギを倒した後にレジェンドJPの方に敗れ、ルーザーズでさらにMR2000JPに敗れてフィニッシュ。

EYO JAPAN後にランクマの調子が劇的によくなって、MR1700タッチでAct3終了という流れです。

大会が出場が取り組み方としてよかったなと思うのは、まずはモチベーションに関わるからで、成長の大前提としてスト6を続けることが大きいからだと思います。日々の自分の成長を楽しむというのが競技ゲームの楽しみ方ですが、大会という舞台で日々の成果をぶつけてみるというのもアウトプットに当たる活動として機能してるのかなと思います。

特にEYO JAPANで格上マノンと連戦したときに、マノンに攻めさせるのが絶対だと思っていたので相手の動きに対する注意がいつも以上に研ぎ澄まされていた気がします。

MR1600台でも勝てるようになってきたのは一戦の勝敗が大きな意味を持つ大会の場で、相手の動きを観察するというのが理屈ではない部分で経験できた部分が大きいのかなと思います。こういう感じの回路がつながってハネる成長が結構あると思っていて、大会やイベントのようないつもとは違う環境だとそういうのが拾いやすいのだと思っています。

読み合いの改善

こういう振り返りサイクルの中で、細かいプレイの改善が色々とあるのですが、全体としては読み合いが総合的に改善された感じがしています。

まず純粋にコンボダメージがいろいろなところで伸びたので読み合いの回数自体が減ったのが一番インパクトが大きいと思います。例えば、中央インパクト場面だとすれんだーうっどさんの以下のツイートを見てコスパのいい運びコンが安定するようになりました。モダンケンだとラッシュ屈中Pがないので裏当て運びは実質これだけじゃないかなと思います。

Act1はラッシュ小Pや龍尾脚で地上戦を避けて無理やりエンゲージすることが多かった故に弱かったのですが、Act3ではようやくケンの主力の屈中Kを刺しにいく立ち回りができるようになってきたのかなと思います。まだまだ弱いですが…。

Act4の目標

Act3は自分が思った以上に成長できたのですが、まだまだ明確にできていない点が見えているので、Act4もしっかり続けていれば伸びると思います。まずは1600~1700安定ができるようになればと思いますが、最終的にMR1800とかタッチできるといいかもしれません。

クラシック移行も頭にないことはないのですが、モダンはカプコンの素晴らしい成果だと思っているので、モダンで上に行くことが自分のゲームかなと思っています。モダンケンでレジェに到達している人もいるので不可能ではないかなと思います。Act4は年1調整次第ですが、上のMRにももう少しモダンが増えてくるんじゃないかなーと思っています。

というわけで、Act4も対戦よろしくお願いします。