短歌入門

短歌入門の本を古本で買ったら爆弾が仕込まれていた

短歌入門

人生の探索行動の一環で短歌に入門しようとしている。タイトルを5755にするような小粋なことをやっていないことからも明らかなようにまだ何もわからない本当に最初の段階なのだけど、よく短歌を詠んでいる人たちが選んだスターターキットみたいなものの中から素直に最初の一冊としておすすめされている本を中古で買ってみた。

普段ならKindleで買っちゃうのだけど、紙の本しかなかったので中古で購入。30日のドリル式の入門本で、格ゲーと同じく1日1つだけ学習していくスタイルで進めていく予定。

そして1日目の内容をペラペラ読んでいると新聞の切れ端が出てきた。

前の人が単に挟んでいるのを忘れてただけなのか、手放すときに次に手に取る人に向けて爆弾を仕込んでたのかわからないが、とにかくインターネット以前からこういうインターネット的交流があったと思うとなんだか胸が熱くなる。

富小路禎子という歌人を調べてみる。元華族で苦難の半生だったらしい。短歌というと平安貴族が恋をうたっているようなそんなイメージが強かったけれど、その末裔が喪失していく中で世の中をどう見ていたのかが表現されていると考えるととても面白い。この歌人その人にもとても興味を持ってしまったので、本を追加で注文してしまった

自分がおしゃれな表現ができるとはあまり思っておらず、短歌づくりの過程がまさに世界への感度を上げてくれるのかなとちょっと期待している。

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編集後記

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