中尊寺と厳美渓に行ってきた

東京にいたときからの知り合いが花巻で勉強会合宿をするというので、2025/4/25~4/26にお邪魔させてもらった。花巻なら車で1時間30分くらいだな〜と思って朝イチで行こうと思ってたらなんだかんだ昼ごろ到着になってしまったのだけど、おかげで花巻の山間エリアで自転車の荷台に大量のワラビをのせたおじさんを見ることができた。イーハトーヴはここにあった。

合宿は楽しかったです(色々細かく書くと長文になるので、小学生並みの感想に圧縮された)。

花巻の満州にらラーメンはまじで美味しかった。辛いのにハマってしまって帰ってからもセブンで中本を買って、今もお尻から火を吹きながらこの日記を書いている。

最終日は岩手観光で色々案内してもらった。岩手は自分の部屋の中しか知らなかったので、8年目にして初めて色んな名所をこの目で見ることができた。

中尊寺

表参道は初っ端から結構な斜度で転げたらそのまま下まで落ちそうだった。月見坂というらしい。杉がでかい。

桜が散って新緑が出てくる季節。花粉もそんなになくて気持ちが良かった。

きれいな桜吹雪だったけど全然撮れなかった。足元は散った花びらと芽吹いた新緑で、なんだか季節の移り変わり感があって風情を感じた。でもまぁただの雑草なので除草剤とか撒くのかなとか考えた。

峯薬師堂。薬師如来は目にご利益があるらしい。ゲーマーとかプログラマによさそう。

金色堂や資料館のようなところは撮影禁止だったので、じっくり見ることに集中できた気がする。展示物もそうだけど信心深いシニア世代がありがたみを感じている光景が貴重に感じた。こういうのもあと何年かしたら見れなくなるのだろうか。

あ！水面に鏡のように反射してなんかきれいに映るやつだ！と思って撮ったやつ。思いの外難しいので練習したい。

中尊寺はそれぞれの季節で楽しめますよ的なマーケティングを観光側も仕掛けていたけど、多分本当なんだろうなと思った。縄文・弥生以降の日本の出来事にかなり無頓着で奥州藤原氏や平泉文化にあまり詳しくないので、しばらくこの状態を保って何度か中尊寺を味わうのもよさそうだ。

厳美渓と空飛ぶ団子

一関の厳美渓という名所にやってきた。

対岸の団子屋からロープで団子が配送されてくる郭公だんごが名物。水曜どうでしょうで見たやつ。

価格もリーズナブルでおいしかった。送料とったっていい。

団子エリアの向かい側にはめちゃくちゃ怪しい空間が広がっていた。小道に入ったところでfpのバッテリーが切れてしまい、その先にあるいい感じに寂れた世界は取り損ねた。ガラス屋は普通だった。

こうやって静かな岩手の景色を思い出しながら書いているのだけど、同行していたほりゑさんがものすごい機敏な動きで旅の記録を撮り続けてたのが一番印象に残った旅になった。(マジですごかった)